ホーム私たちについてお問い合わせ | ユーザー登録ログイン | 中文English日本語

最新情報アーカイブ編集長のお薦め人気テーマPhoto単語帖電子雑誌

正體 | 简体
台湾光華雑誌
アーカイブ 編集長のお薦め 人気テーマ 単語帖 Photo
サイトマップ 詳細検索
最新情報 光華Facebook
私たちについて プライバシーポリシー 著作権について
お問い合わせ 電子雑誌
光華ホーム
:::
アーカイブ
光華Facebook
光華Plurk光華Twitter光華Google+
:::
台湾光華雑誌サイト / 編集長のお薦め / 文章:「仏乗カップ」世界将棋選手権大会
*
編集長のお薦め 中文 / 英語 / 日本語
 
1999年11月052ページ
[印刷] [1/6]
 
「仏乗カップ」世界将棋選手権大会
ユーザー評価: 評価評価評価評価評価評価評価 総得票数:1
写真と文字のバージョン
文字のみのバージョン
 
Japanese Photo explanation: 仏乗文教基金会の李善単会長が帥(王将)の駒を手に大会開始を宣言しているところだ。
仏乗文教基金会の李善単会長が帥(王将)の駒を手に大会開始を宣言しているところだ。
この3年、仏乗カップ象棋世界選手権大会は、各国の象棋(中国将棋)愛好家ににぎやかな話題を提供している。中国将棋の盤中央、楚河漢界に覇を競おうという棋士たちにとって、一年に一度の晴れ舞台なのである。

8月末、太陽が眩しいハワイのホノルル市郊外の公園、緑の芝生に大木が陰を作り、しっとり落ち着いた音楽がそこはかとなく伝わってくる。午後になり対局が始まると、突然風を伴い細かい雨が降ってきた。梢がざわめき、テーブルクロスが翻り、心地よい熱帯の庭園を楽しんでいた人々に慌ただしさが広がる。それでも庭園の雰囲気を支配していたのは、芝生に点在するテントの下に設けられた将棋盤であった。

対局開始1分前のアナウンスが、大会本部から告げられた。

選手たちは席に居並び、雰囲気は次第に重苦しくなった。庭園の一角、見学者が集まった前には二つの大スクリーンが設置された。対局が始まると、スクリーンに釘付けになり、カメラを通して伝えられる局面を追う人もいれば、自分で用意した将棋盤に、スクリーンの手を再現する人もいる。一手毎に、あちこちで議論が交わされる。

10日に及ぶ第3回仏乗カップ将棋世界選手権には、20数カ国から40人あまりの棋士が参加し、20万米ドルの賞金を争った。選手権のルールは1勝に3ポイントが与えられ、ポイントの高い16人がさらにチャンピオンを争うというものである。そこで棋士たちは、どの対局も疎かにできない。チャンピオンには4万米ドルの賞金に加え、前チャンピオンとの間に1万5000米ドルをかけたマッチも組まれることになった。

テニス、バスケットボールなど、すでに国際化したプロスポーツの試合と比べると、仏乗カップの賞金は多いとはいえないが、ビジネスとマスメディアの後ろ盾がないこの選手権は、今のところ世界で一番賞金の高い将棋の試合なのである。仏乗カップに懸けられた賞金額の背後には、台湾の将棋発展の後れがある。

台湾は将棋人口が多いとは言え、そのイメージは公園や市場、寺の前などで、食後の無聊の一時を過ごす遊びと言った段階に止まっている。しかも、将棋を楽しむ人のレベルもまちまちであり、将棋クラブは賭場になってしまっているものもある。これまでにも大手日刊紙連合報が将棋の名人戦を開催したことがあるが、参加者が馴れ合いの対局を行ったために、結局長続きしなかった。中華民国象棋協会でも大規模な試合を開催して、棋士のレベル向上に努めようという考えはあるのだが、他のスポーツに比べると、将棋が普及に値すると財界から見られていないために、企業からの資金援助がなかなか得られない。10数年前、政府文化建設委員会は国際的な将棋大会「中山カップ」を開催したが、影響力のある人の協力を得られず、大企業のスポンサーがなかったために、9回までで終わってしまった。

 
第一ページ 第一ページ 前のページ 前のページ 編集長のお薦め 編集長のお薦め
次のページ
最終ページ 最終ページ  
   
 
 
読者投票: 評価評価評価評価評価評価評価 評価評価評価評価評価評価評価 評価評価評価評価評価評価評価 評価評価評価評価評価評価評価
  評価評価評価評価評価評価評価 評価評価評価評価評価評価評価 評価評価評価評価評価評価評価
この文章に点数(星)をつけてください。皆様の評価を参考に、より良い雑誌にしてまいります
   
English 日本語 中文