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7月14日、屏東県東港のクロマグロ祭が閉幕し、生きのびたクロマグロたちは台湾の外海を離れて、猛スピードで遥かな回遊の次の目的地に向っていった。台湾東部沖を離れて、次はどこに向かうのだろう。毎年4月から7月にかけて台湾沖に足を止めて、東港の漁民に貴重な漁獲をもたらす。特に近年、台湾で水揚げされるクロマグロの数が急増しているが、台湾は海が与えてくれるこの贈り物に、どう応えるべきなのだろうか。
4月、東港に今年最初のクロマグロが水揚げされた。300キロ近いこのクロマグロは、レストランが競りで競いあった結果、1キロ7600台湾ドルという記録的高値で競り落とされ、クロマグロ1本の値は外車並みという噂が本当であることを証明した。
クロマグロの価格が上り続けるにつれて、1990年には200本に過ぎなかった東港の漁獲量は、2000年には1万を越えた。それまでは日本に輸出されていたクロマグロだが、台湾の購買力が上がるに連れて、台湾の漁師は中間で搾取が繰り返される輸出を嫌うようになった。地方自治体も産業と地域の発展を結びつけるため、東港クロマグロ祭や蘇澳クロマグロ祭といったイベントで観光客の呼び込みを目指し、クロマグロの知名度が上るにつれて、価格も吊り上げられるようになった。
魚のロールスロイス
市場の高値を呼び、美食家に珍重されるクロマグロは、実は貴重な海洋生物である。
クロマグロはサバ科マグロ属の魚類で、マグロ属の魚類は世界でも7種しかいない。そのうちクロマグロは生息地域の制限を受けて、遺伝的には太平洋のクロマグロと大西洋のクロマグロの二つの亜種を数える。マグロのうちクロマグロが一番大型で、体長は3メートル、体重400キロを越えるものもあり、体型から言うと魚類ではサメに次いで大きい。
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